アーベル賞は、優秀な数学者に与えられる賞で、ノルウェー科学文学審議会から選任された5人の数学者が選考します。2002年に創設された比較的新しい賞ですが、ノルウェーの数学者であるニールス・ヘンリック・アーベルの生誕200年を記念して作られました。年齢の上限がなく、賞金の額がノーベル賞並みの高額であることが特徴で、第1回では約1億円の賞金が授与されました。2004年はイギリスのマイケル・アティヤとアメリカのイサドール・シンガー、2005年はハンガリーのピーター・ラックス、2006年は、スウェーデンのレオナルト・カルレソン、2007年はインドのS. R. シュリニヴァーサ・ヴァラダンが選出され、受賞しました。顕著な業績をあげた数学者に対して国際的な賞を与えることで、子供や若者に関心を持って欲しいという願いや社会における数学の地位を上げることなどが目的とされています。