ドナルド・ギリース

ドナルド・ブルース・ギリースは、1928年にカナダで生まれた数学者で、コンピュータの設計やゲーム理論、ミニコンピュータのプログラミング環境などの業績を上げたことで有名な人物です。18歳で13年生の教育課程を修了するなど、優秀な学生でした。そしてトロント大学に入学し、当初は語学を専攻していましたが、翌年から好きな数学を専攻するようになったようです。大学卒業後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院で1年を過ごし、プリンストン大学に転校しました。それからコンピュータの設計に対する研究を続け、アバディーン実験場のORDVACコンピュータの開発チームにイリノイ大学の研究者と一緒に参加していました。その後、ILLIAC IIスーパーコンピュータの三段パイプラインを設計し、新しい3つのメルセンヌ数を発見したことでギネスブックにも掲載されました。それからも、学生にコンピュータへ触れる機会を作るなどして研究を行ないやすい環境をつくることに力を注いだ人物です。