ピタゴラスの定理は、三平方の定理(さんへいほうのていり)とも呼ばれていて、直角三角形の 3辺の長さの関係を表す等式のことを言います。紀元前582年にイタリア植民地に生まれたピタゴラスは、古代ギリシアの数学者でもあり哲学者でもある人物で、無理数の存在を否定していました。しかし、√2という存在をピタゴラスの学派が見つけたことによって無理数の存在を示すことになったのです。この学派は、「ピタゴラス学派」と呼ばれる一種の宗教結社でした。輪廻転生の信念を持ち、結社外に教えを伝えることは禁じられていたと言います。学派によってさまざまな研究が進められたため、ピタゴラスの定理もピタゴラス個人の研究結果ではなく、学派全体の成果であるとされています。また、ピタゴラス自身は無理数の存在について否定し続けていたことで、無理数を肯定する者に対し制裁を与え、溺死させたこともあると言われています。