ゴットロープ・フレーゲは、1848年にドイツに生まれた数学者で、イエナ大学を卒業後、ゲッティンゲン大学で学び、数学の博士号を取得しました。命題論理と述語論理の公理化を最初に行った人物で、数理論理学の祖とも呼ばれています。1879年に『概念記法』を1884年に『算術の基礎』を出版し、伝統的な論理学の殻を破った新世代の枠を切り開いたのです。ゴットロープ・フレーゲの与えた影響は大きく、ウィトゲンシュタインやフッサールなども影響を受けた1人とされています。論理学者でもあり、哲学者でもある人物として扱われていました。『算術の基本法則』の公理系が矛盾していることに気づき、矛盾を回避する方法を模索したのです。しかし、1938年、レシニェフスキによってゴットロープ・フレーゲの修正案にも欠陥があることが発表されたのでした。そのことはさまざまな数学者達によって研究されていきましたが、近年では再びゴットロープ・フレーゲの論理主義を再評価する動きが高まっているようです。